子どもに「ごめんね」って言いすぎていませんか?
「今日もお迎えが遅くなってごめんね」
「ご飯、手を抜いちゃってごめんね」—— 毎日こんな言葉を繰り返していませんか?
先日、テレビ番組「上田と女がdeepに吠える夜」でマミーギルト(Mammy Guilt)という言葉が取り上げられ、SNSでも大きな反響を呼びました。 育児中の母親が子どもに対して感じる罪悪感のことで、実は多くのママが密かに抱えている感情です。
仕事を終えてヘトヘトなのに、「もっとちゃんとしてあげなきゃ」と自分を責める。 保育園のお迎えが遅くなるたびに、ギュッと胸が痛くなる。
—— そのしんどさ、あなただけじゃありません。
このブログでは、マミーギルトと上手に付き合うためのヒントを、できるところからひとつずつご紹介します。 「完璧なお母さん」を目指すのではなく、今のあなたのままで大丈夫だと思えるきっかけになれたら嬉しいです。
マミーギルトって、なぜ生まれるの?
マミーギルトは「もっとよくしてあげたい」という、子どもへの深い愛情の裏返しです。 悪い感情ではありません。でも、それが積み重なると、じわじわと心と体を消耗させていきます。
特に、仕事と育児を両立しているママは「仕事をしている分、子どもへの時間が足りない」と感じやすく、 お迎えが遅くなる日が続いたり、疲れて手の込んだ料理が作れなかったりするたびに、 自分を責めてしまうことがあります。
でも、少し立ち止まって考えてみてください。
子どもにとって「いつもそばにいてくれて、一緒に笑ってくれるお母さん」こそが、何よりの安心感ではないでしょうか。
今日からできる、小さな習慣
「ごめんね」を「ありがとう」に換える
お迎えが遅くなったとき、つい「ごめんね」と言いたくなりますよね。
でも「待っててくれてありがとう」「一緒に帰れて嬉しいよ」と変えるだけで、 子どもに届く言葉の温度がぐっと変わります。ママ自身の罪悪感も、少し和らぎますよ。
「15分の全集中タイム」を作る
お風呂の時間や寝る前など、スマホをしまって子どもとだけ向き合う15分を作ってみてください。 「長い時間」より「濃い時間」の方が、子どもの心には刻まれます。 絵本1冊、お絵かき、ただ抱っこするだけでも十分です。
一緒にご飯を食べられるだけで充分
卵かけご飯も、冷凍うどんも、立派な夕食です。
時間をかけて頑張って作った料理より、一緒に笑顔で食べる時間の方がずっと大切です。
「今日よかったこと」を1つ見つける
寝る前に、子どもと「今日いちばん嬉しかったことは?」を話す習慣を。 小さな幸せを声に出すと、ネガティブな罪悪感より「この子と一緒にいられてよかった」という気持ちが育っていきます。
「ありのままの今日」を認める言葉を自分にかける
寝かしつけのとき、心の中で「今日も仕事してえらかった。育てててえらい」と自分に言ってあげてください。 子どもに優しい言葉をかけるように、自分にも優しくする。それがマミーギルトへの、いちばんの処方箋です。
それでもしんどいときは、助けを借りていい
そんなことを言っても忙しくて時間がないとモヤっとしたならそれは心からのSOS信号です。
いろんな工夫を試しても、「もう限界…」と感じることは誰にでもあります。
疲れ果てたまま子どもと向き合っても、お互いに苦しくなるだけ。 そんなときは、外の力を借りることもを必要です。恥ずかしいとは思わないでください。
日本には、育児に疲れたとき・心身のリフレッシュが必要なときに活用できる公的なサポート制度があります。
ショートステイ・里親一時預かりを知っていますか?
ショートステイとは、保護者が疲れや病気、仕事の都合などで一時的に育児が難しいとき、 子どもを児童養護施設などで短期間(数日〜7日程度)預かってもらえる行政サービスです。 多くの自治体で費用の一部補助もあり、思ったよりも利用しやすい制度です。
里親一時預かりは、養育里親の家庭で一定期間子どもを見てもらえる制度。 温かい家庭環境の中でケアされるため、子どもにとっても安心できる環境です。
- 罪悪感を持たなくて大丈夫。育児支援制度はみんなが使うために存在しています
- 申請は市区町村の子ども・家庭支援センターや福祉事務所へ
- 「少し休む」ことがママの回復につながり、子どもへの笑顔を取り戻せます
- 気になる方はまず自治体の窓口に相談するだけでもOKです
「助けを求めること」は、子どもを手放すことではありません。 ママが元気でいることが、子どもにとっていちばんの幸せです。
まとめ
マミーギルトを感じるのは、それだけあなたが子どものことを真剣に考えているから。 完璧なお母さんなんていません。
「ごめんね」を「ありがとう」に換える、15分だけ全力で向き合う、 手を抜いた日は自分をほめる——小さなことから、ひとつずつ試してみてください。
それでもしんどいときは、ショートステイや里親一時預かりなど公的サポートに頼ること。 助けを借りながら続けることが、長く育てていくために必要な知恵です。
すべてのママが、少しでも楽になれますように。

