「ちょっとしたことでイライラしてしまう」「子どもの声を聞くだけで疲れを感じる」「つい怒鳴ってしまって自己嫌悪…」
そんな自分を責めていませんか?
11月は児童虐待防止推進月間です。でも、この記事でお伝えしたいのは「虐待はダメ」という当たり前のことではありません。**「ママが休むことは、子どもを守ることにつながる」**という大切なメッセージです。
育児疲れやストレスは、決してあなたの弱さではありません。24時間365日休みなく続く育児の中で、疲れやイライラが溜まるのは自然なこと。大切なのは、限界を迎える前に休息を取ることです。
この記事では、ショートステイという支援サービスを活用して、ママ自身が心と体を休める時間を作る方法をご紹介します。
育児疲れを我慢しないで。それが虐待防止の第一歩
ママのストレスが限界に達する前に
毎日の育児の中で、こんな気持ちになっていませんか?
- 子どもが泣くたびにイライラが爆発しそうになる
- 些細なことで怒鳴ってしまい、後で自己嫌悪に陥る
- 「もう無理」「逃げたい」と思うことがある
- 夫や家族に相談しても理解してもらえない
- 一人の時間がまったく取れず、常に緊張状態
これらは、あなたが「悪い母親」だからではありません。
心と体が「もう限界だよ」というSOSを出しているサインです。

私の友人も赤ちゃんが泣き止まず、消えてしまいたいと思ったことがあるそうです。誰にも起こりうる瞬間。ママが赤ちゃんのことに一生懸命だからこそ、起こってしまう瞬間だと思います。
虐待の多くは「突発的な感情の爆発」から
児童虐待というと、特別な家庭の問題だと思われがちです。しかし実際には、日常的な育児ストレスの蓄積が、ある瞬間に爆発してしまうケースが少なくありません。
- 睡眠不足が続いている
- 相談できる人がいない
- 体調不良でも休めない
- 経済的な不安がある
- ワンオペ育児で孤立している
- 自分の時間がまったくない
これらの条件が重なったとき、誰にでも「手が出てしまう」「感情的に怒鳴ってしまう」リスクがあるのです。
だからこそ、限界を迎える前に休むことが大切なのです。
ショートステイとは?ママのための「心のリセット時間」
ショートステイの基本
ショートステイとは、保護者が一時的に子どもを預けられる児童福祉サービスです。児童養護施設や乳児院、里親家庭などで、数日間お子さんを預かってもらえます。
利用できる理由は様々
- 育児疲れやストレスの解消
- 体調不良や通院
- 冠婚葬祭への参加
- 仕事の都合
- リフレッシュのため
「リフレッシュのため」という理由だけでも利用できるのがポイントです。
利用に罪悪感は必要ありません
「子どもを預けるなんて、母親失格では?」と思っていませんか?
その考えこそが、ママを追い詰めてしまいます。ショートステイは、ママが元気を取り戻し、笑顔で子どもと向き合うための大切な時間なのです。
飛行機の安全説明で「まず親が酸素マスクをつけてから子どもに」と言われるように、ママ自身が元気でなければ、子どもを守ることはできません。
ショートステイで得られる3つのメリット
メリット1:心身の疲れをリセットできる
数日間、子育てから離れることで、
- ゆっくり眠れる
- 好きなことができる
- 自分のペースで過ごせる
- 静かな時間を持てる
これだけで、驚くほど心が軽くなります。
メリット2:子どもへの愛情が戻ってくる
少し距離を置くことで、「子どもの笑顔が恋しい」「早く会いたい」という気持ちが自然と湧いてきます。イライラしていた気持ちが、愛おしさに変わる瞬間を体験できるでしょう。
メリット3:育児を客観的に見直せる
日常から離れることで、「なぜあんなにイライラしていたのか」「何に疲れていたのか」が見えてきます。今後の育児をどう工夫するか、冷静に考える余裕が生まれます。
ショートステイの利用方法
利用の流れ
- お住まいの市区町村の子育て支援窓口に相談
- 役所の子ども家庭支援センター
- 児童相談所
- 地域の子育て支援拠点
- 利用理由や期間を相談
- 正直に「育児疲れ」「リフレッシュ」と伝えてOK
- 1泊2日から利用可能な自治体が多い
- 事前面談と施設見学
- お子さんの様子や生活習慣を伝える
- 施設の環境を確認できる
- 利用開始
- 必要な持ち物を準備
- お子さんと一緒に施設へ
費用について
自治体によって異なりますが、1日あたり2,000円〜5,000円程度が一般的です。所得に応じた減免制度がある自治体も多いので、遠慮せず相談してみましょう。
よくある不安と回答
Q. 子どもがかわいそうでは?
A. 一時的な環境の変化は、お子さんにとっても新しい経験になります。それよりも、疲れ切ったママと過ごす毎日の方が、子どもの心に負担をかけてしまいます。
Q. 周りに何と思われるか心配…
A. 利用は秘密が守られます。また、子育て支援を利用することは、賢明な選択です。恥ずかしいことではありません。
Q. 預けている間、何をすればいい?
A. 何もしなくてOKです。寝る、ぼーっとする、好きなことをする。「何もしない時間」こそが、ママには必要なのです。
ショートステイ以外の支援サービスも活用しよう
一時預かり保育
数時間から利用できる預かりサービス。買い物や美容院、カフェでのひとり時間などに活用できます。
ファミリーサポート
地域の支援者がお子さんを預かってくれるサービス。登録しておくと、急な用事の時にも安心です。
子育て支援センター
無料で利用でき、保育士に相談できる場所。同じ悩みを持つママとの出会いも。
オンラインカウンセリング
自宅から専門家に相談できるサービス。育児の悩みやストレスを話すだけでも楽になります。
今日からできる「自分を守る」3つの習慣
「助けて」と言う練習をする
完璧な母親を目指す必要はありません。「疲れた」「助けてほしい」と言葉にすることから始めましょう。
1日10分の「自分時間」を確保
子どもが寝た後、早朝、昼寝の時間など、10分だけでも自分のための時間を持ちましょう。
「今日も頑張った」と自分を褒める
子どもが無事に一日を終えられたら、それだけで十分です。自分を責めるのではなく、労ってあげてください。
まとめ
ママの笑顔が、子どもの笑顔を守る
11月は虐待防止月間。でもこの記事でお伝えしたいのは、「虐待をしてはいけない」という当たり前のことではありません。
「ママ自身が自分を大切にすることが、結果的に子どもを守ることにつながる」
それが一番の虐待防止なのです。
育児疲れやストレスは、決してあなたの弱さではありません。むしろ、それだけ一生懸命に子育てをしている証拠です。
限界を感じたら、どうか一人で抱え込まないでください。ショートステイをはじめとする支援サービスは、頑張るママのために用意されているものです。
「子どもを預けることは、愛情の放棄ではありません。より良い親子関係を築くための、賢明な選択です。」
まずは、お住まいの市区町村の子育て支援窓口に電話してみませんか?「ちょっと疲れていて…」その一言から、新しい一歩が始まります。
あなたが笑顔でいられることが、お子さんにとって何よりの幸せです。自分を責めるのはもうやめて、自分を大切にする時間を作りましょう。
いつも本当にお疲れ様です。あなたは十分頑張っています。
困ったときの相談先
- 児童相談所虐待対応ダイヤル:189(いちはやく)
- 子育て支援センター:お住まいの市区町村ホームページで検索
- よりそいホットライン(24時間):0120-279-338


